忍者ブログ
相続・遺言
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【 納税義務者は誰? 】

相続遺贈または死因贈与によって財産を取得した人が
相続税を納める義務があります。



【 基礎控除額 】


相続する遺産総額が一定額を超える場合に、申告して納税することになっています。

その一定額を 基礎控除額 といいます。
基礎控除額 =   5,000万円+1,000万円 × 法定相続人の人数

例 : 法定相続人が4人の場合
基礎控除額 =   5,000万円+1,000万円 × 4人 = 9,000万円
この場合、9,000万円を超える部分についてのみ相続税がかかります。



【 法定相続人の数え方 】

① 相続放棄をしたもと法定相続人も、ここでは法定相続人にカウントします。

② 被相続人に養子がいる場合、何人いても次のようにカウントされます。
a) 実子がいる場合 → 一人だけカウント
b) 実子がいない場合 → 二人までカウント


【 配偶者の税額減税 】

配偶者が被相続人である場合、
遺産分割や遺贈により実際にもらった正味の遺産額
が、次のどちらか多い金額までは相続税はかかりません。

1億6,000万円
配偶者の法定相続分相当額

※ この特例を受けるためには、遺産分割を済ませておく
必要があります。

※このほかに、税額控除としては次のものがあります。

1) 贈与税額控除
2) 未成年者控除
3) 障害者控除
4) 相次相続控除
5) 外国税額控除
6) 相続時精算課税制度に係る贈与税額控除



【 相続税の申告期限 】

10ヶ月以内
に申告書を提出し、納税を完了しなければなりません。

正確には、
相続の開始があったことを知った翌日から10か月以内に、
相続税の申告書の提出と納税を完了しなければなりません。

ただし、控除などにより相続税額がない場合には、
申告もする必要はありません。
※後々税務署から問い合わせがあることもあるようなので、
書類は保管しておきましょう。

税務署の管轄は、被相続人の死亡の時における住所地を管轄する税務署です。

PR
サイト内検索


ブログ内検索
忍者ブログ [PR]
* Template by TMP